慶應義塾大学:コ・モビリティ社会の創成:文部科学省 科学技術振興調整費 先端融合領域イノベーション創出拠点の形成 H19年度採択

コ・モビリティ社会の創成
コ・モビリティ社会
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三位一体の研究体系
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コ・モビリティ社会研究センター
  (総括責任者)清家 篤
  (センター長) 小川 克彦
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協働研究企業
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地域連携
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社会実証実験
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ねらい
  具体的な生活課題を解決する「コ・モビリティ社会基盤」の検討と構築
  その実現に求められる「技術イノベーション」と「社会イノベーション」のきっかけを創出

トピックス


2008年12月〜2010年3月31日
   地域子どもクラブ向け「SNS」を用いたコミュニティ形成支援の実証実験を実施

2008年11月〜2009年3月1日
   保育園情報共有支援システムの開発と実証実験

2008年11月14日
   アクティブアバターで初対面でも話しやすく



地域子どもクラブ向け「SNS」を用いたコミュニティ形成支援の実証実験を実施
 2008年12月〜2010年3月31日   

 三鷹市では、市立小学校児童の放課後の居場所事業活動として、市内の小学校ごとに地域子どもクラブを立上げ、保護者や地域ボランティアの運営による支援活動を合計15団体で行ってきました。しかしながら、地域子どもクラブを構成する保護者や地域ボランティア全員が顔をそろえることが困難であり、お互いの活動状況を情報交換するコミュニケーション手段がありませんでした。
 そこで、PTA メンバー、地域ボランティアメンバー同士のコミュニティ形成をICT ツール(Information and Communication Technology)を利用して促進することが、問題解決法のひとつの有効な選択肢として、今回の三鷹市での実証実験では、SNS システムを特定の地域子どもクラブ向けに導入することで、保護者やと地域ボランティアの情報共有、コミュニティ形成支援の効果と有用性を実証します。

【実証実験概要】
 NEC のBIGLOBE データセンターに設置したSNSシステムを核として、各地域子どもクラブ向けにSNSを個別に開設し、各地域子どもクラブ関係者同士で、予定登録・日ごろの活動報告・緊急連絡等を、携帯電話および自宅のパソコンを用いてSNS にアクセスすることで情報共有を行います。
 若い世代のメンバーの日記に対してシニア層のメンバー(地域ボランティア)がコメントする等、子育て悩み相談的な利用のしかたもできると好評を得ています。フォーマルな情報共有からインフォーマルなコミュニケーションまで、お互い顔の見えるメンバー同士で活発なクローズドコミュニティ形成支援をはかっています。

【慶應義塾、NEC、KDDI の役割】

慶應義塾: 地域子どもクラブにおける実証実験の実施、運営とりまとめ、地域子どもクラブ関係者のサポートを実施
NEC: SNS システムに動画管理機能を加えた「地域子どもクラブ情報共有支援システム」を開発。慶應義塾の技術サポート、地域子どもクラブ関係者のサポートを実施
KDDI: 携帯電話の提供

【「地域子どもクラブ情報共有支援システム」で用いる製品・技術 (NEC 製)】

Social Tool Mart: SNS をベースにした、地域子どもクラブ関係者だけが閲覧できるシステム
SNS 間連携機能: 個々のSNS を連携し、SNS の枠を超えた情報共有コミュニティを実現。
動画管理機能: ビデオ動画をSNS 上に登録し、関係者に限定公開する機能を新開発。
三鷹市地域子どもクラブ向けSNSシステムの概要

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保育園情報共有支援システムの開発と実証実験
 2008年11月〜2009年3月1日

 保育園を中心とした子育てコミュニティの形成の一助となることを目的として、NEC、DNP、KDDIと共同で、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「Social Tool Mart」(NEC提供)、携帯電話をかざすことで手軽に情報を取得できる「サイトキッカー(DNP提供)」、位置情報が写真やコメントに連携する「情報クリッピングシステム」(DNP提供)、携帯電話(KDDI提供)、インターネット等を組み合わせた「保育園情報共有支援システム」を新たに開発し、三鷹市内にて保育園におけるコミュニティ形成支援の実証実験を行いました。


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アクティブアバターで初対面でも話しやすく
 2008年11月14日(金)

第11回SOHOフェスタ in MITAKAの初日17:30から開催された交流会にて、参加者の皆様がより多くの方と交流を深め、三鷹市における活発なSOHOコミュニティ形成にお役立ていただくための特別企画(社会実験)を、三鷹市、(株)まちづくり三鷹、NEC、慶應義塾大学の共同で実施しました。

NECの開発した空間演出メディア「アクティブアバター」は、ディスプレイの前に集まった人の分身となるアバター(キャラクター)と、事前に登録した利用者の情報が表示されるシステムで、会話のきっかけを作り、初対面でも話しやすい雰囲気を創ることでコミュニケーションの活性化を促進します。

空間演出メディア「アクティブアバター」
 Yahooニュース「初対面でも会話バッチリ?NECが会話のきっかけを見つけ出すシステムを開発」(2009.02.27)別ウィンドウが開きます

 RBB TODAY「初対面でも会話バッチリ?NECが会話のきっかけを見つけ出すシステムを開発」(2009.02.27)別ウィンドウが開きます

 NIKKEI NET「NECと慶應大学、初対面でも話しやすい雰囲気を作り出すシステムを開発」(2009.02.27)別ウィンドウが開きます

 関連ページ:第11回SOHOフェスタ in MITAKA 盛大に開催されました SOHO CITYみたか別ウィンドウが開きます

 関連ページ:第11回SOHOフェスタ in MITAKA (株)まちづくり三鷹別ウィンドウが開きます

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