慶應義塾大学:コ・モビリティ社会の創成:文部科学省 科学技術振興調整費 先端融合領域イノベーション創出拠点の形成 H19年度採択

コ・モビリティ社会の創成
コ・モビリティ社会
  どんな社会?
三位一体の研究体系
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   モビリティ科学
   人間調和科学
  コ・モビリティ情報通信基盤技術
コ・モビリティ社会研究センター
  (総括責任者)清家 篤
  (センター長) 小川 克彦
  連携体制・研究実施体制
  参加メンバー(大学)
協働研究企業
  協働研究企業
地域連携
  宮城県 栗原市
  青森県 青森市
  東京都 三鷹市
  東京都 奥多摩町
社会実証実験
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新聞・報道発表
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社会実証実験-社会との連携


3つの科学を融合し、コ・モビリティ社会の創成へ向けた社会実践を、様々なタイプ(大都市型、地方都市型、地方市街地型、都市過疎地型)を想定しながら行うべく、4自治体において実証実験の場を確立しました。3つの科学を融合し、実社会への適用をはかることをめざしています。


大都市型

人口密集度が高く、社会インフラの整備・蓄積がある。テーマ・課題をめぐるコミュニティ構築が、社会課題の解決力向上や技術開発ニーズを顕在化させる起点となる可能性が高い。

  地域子どもクラブ向け「SNS」を用いたコミュニティ形成支援の実証実験
  保育園情報共有支援システムの開発と実証実験
  アクティブアバターで初対面でも話しやすく

【連携自治体】
三鷹市

地方都市市街地型

中心市街地活性化やまちづくり施策を展開。
地域コミュニティの関係づくり促進や、生活価値の包括的な検討から、地域活性化と技術開発ニーズが顕在化する可能性が高い。

【連携自治体】
青森市

地方過疎地型

(合併等により)中小規模の市街地が広域に点在。高齢化がすすむ。モビリティの確保によるコミュニティ形成や広域連携が求められる、その検討から技術開発ニーズの健在化が期待される。

  「ライフラインステーション」のデモンストレーション実施
  自動運転の電気自動車および遠隔操縦自動車の公開実験実施

【連携自治体】
栗原市

都市過疎地型

都市型過疎地は医療・福祉・通学など生活面一般、および点在する限界集落のQOLなどが喫緊の課題です。

  遠隔予防医療の実証実験実施

H19年度実証実験:
40名の独居高齢者をテレビ会議システムで結び、利用者コミュニティ、医師、コメディカルのコミュニティを形成する遠隔医療の実証実験。3ヶ月後の血液検査による数値改善を測定。40名中35名が顕著な数値の改善を示しました。
一例では、本人が認識していなかった疾患で昏睡状態の一歩手前であることが判明し遠隔指導によって数週間で数値が平常値に戻ったというケースもありました。

H20年度実証実験:
奥多摩町と共同で、自治体コミュニティ全体としての遠隔医療実証実験を行います。時系列データベース、高齢者を想定したタッチパネルによる入力装置や音声認識+データマイニングによるコミュニケーション支援システムを導入。将来的にはコモビリティカーを使って検査・診察の巡回も行うことも想定しています。

【連携自治体】
奥多摩町

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