都市型過疎地は医療・福祉・通学など生活面一般、および点在する限界集落のQOLなどが喫緊の課題です。
遠隔予防医療の実証実験実施
H19年度実証実験:
40名の独居高齢者をテレビ会議システムで結び、利用者コミュニティ、医師、コメディカルのコミュニティを形成する遠隔医療の実証実験。3ヶ月後の血液検査による数値改善を測定。40名中35名が顕著な数値の改善を示しました。
一例では、本人が認識していなかった疾患で昏睡状態の一歩手前であることが判明し遠隔指導によって数週間で数値が平常値に戻ったというケースもありました。
H20年度実証実験:
奥多摩町と共同で、自治体コミュニティ全体としての遠隔医療実証実験を行います。時系列データベース、高齢者を想定したタッチパネルによる入力装置や音声認識+データマイニングによるコミュニケーション支援システムを導入。将来的にはコモビリティカーを使って検査・診察の巡回も行うことも想定しています。
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