まず生活者への社会調査から、コミュニティ内での移動上の問題点と課題を明確に整理します。そして近未来の地域環境や生活者のライフスタイルを読みながら、従来にない移動体として近未来のモビリティ向上に貢献しうる小型電気自動車をより効果的にコミュニティ内で活用する戦略や、公共交通との効果的な接続性を研究し、明確にします。併せて、小型電気自動車の需要の明確化や他の交通機関からの代替可能性等も明らかにし、コミュニティの活性化に資する従来にない未来の交通体系のあり方を現実的に描きます。本WGでは、リスクマネジメントやエネルギ−効果、ユニヴァ−サルデザイン等の諸学横断的立場を重視し、参加研究者らのノウハウをうまくとりまとめながら、コ・モビリティのコンセプトを提案することを目指します。 |